昨年末のことですが、公益財団法人東京しごと財団様においてハラスメント研修を実施しました。

こちらでの研修は前年に引き続き2回目となります。都内のセンターの管理職の方にご参加頂きました。管理職の方にとっては、「ハラスメント」はしてはいけないことだというのはもちろん、ご存知のこと。それでも、ハラスメントは発生している…

その原因は、ハラスメントは被行為者と行為者の認識が大きく違うこと。行為者側はそれほどでもないと考えていても、受けた側は、ひどく傷ついているケースがあるということです。つまり、行為者はハラスメントをしたと感じていないから、悪いことをしたとも思っていない…気付かないうちに、やってしまっているということだと考えます。

したがって、ハラスメントを僕は絶対にしないとも言い切れない、誰もが行為者になる可能性もあるし、逆に非行為者となることもあるということを認識してもらうことが大切です。

ハラスメントというよりもコミュニケーションの問題ですね。

職場という、様々な世代、様々な考え方、様々な環境で育ってきた方が集まる場所では、起こり得る問題であり、それを無くすのは、職場にいるすべての方が当事者であると考えてもらう必要があるという話を、ワークも含めて理解をしてもらうようお話をさせて頂きました。

ご参加戴い方には、ご満足頂けたようで良かったです。