独立行政法人高齢･障害･求職者雇用開発支援機構（JEED）より講師を派遣して頂き、当事務所のセキュリティー研修を実施しました。

事務所で扱っている情報は。ほぼ『個人情報』に該当することから、職員個々人のセキュリティーに関する知識を上げることが必要であると考え、今回の研修を実施しました。

タイトルは「情報漏洩の原因と対応・対策」と題して、情報漏洩の原因と損害、情報漏洩が起きてしまった場合にすべきこと、情報漏洩を未然に防ぐために行うべきこととして、組織て対策、技術的・物理的対策、人的対策およびノウハウ・知的対策について学びました。

情報漏洩は、メール誤送信、郵送ミスやデータ紛失などの人的ミスが原因となるケースが多く、改めて職員一同気を引き締めて、日常の業務を行わなければならないと感じました。

私がこの仕事を始めた30数年前は、データなんて言葉はなく、対面、電話、FAXでのやり取りでしたので、情報として残っているのは、自信が書いたメモなどの「紙」でした。書類の作成も手書きでしたし。。。しかし、あれから時代は変わりました。

業務システムもクラウドサービスを利用しており、インターネット、メールなどを利用せずに仕事をすることは、今や考えられません。この「便利」を享受することで「情報漏洩」等のリスクもあることを改めて認識しました。30数年前には考える必要のなかったことでしょうが、今や働くすべての人が知っておかなければならないと言っても過言ではありません。

個々人の注意だけではなく、ミスが起こりづらいシステムを活用することなど、常に最新の情報を、事務所全体で共有することを継続しなければなりません。

本日のような研修の意義を改めて感じたところです。